ゲームについてその1

ゲーム狂でもない僕なのにゲームの事を時々取り上げようと思います。
先々週弟のXボッキスでアウトラン2を少しやってみた。ネット遊びでアウトランと大分変わったようなゲームとなったがしゃべりっぱなしの伊太利亜人と競走してちょっとだけ興奮しちゃった。でもまあ、20年後余り継承ゲームを作れば本物の感じを上手く捉えるのが何よりも難しいんだが、そんな目で見たら良く頑張ったと言い切れん。しかし、このゲームは間違いなくアウトランでもアウトランでもなかろう。風景や車や音楽などはみんな昔と同じはずなのに、細かいところに変わったんだよ。
第一、昔のアウトランなら準備は要らないよ。ただ座れば(座席型筐体でね)曲選び済みだと走ることでしょ。
今のアウトランじゃ、そんな簡単に済む訳にはいかん。曲選びだけじゃなく、ギャル選び、車選び、ゲーム式、難易度などを選ばねばならないぞ。あの時間や手間をかかるようなゲームはアウトランよりリッジレーサーやグラントゥリスモのやり方じゃないのではありませんか、諸君?
アウトランでは選択が無用。つっ入って走るだけなはずよ。
そして音楽。VGM(ビデオゲームミュージック、すなわちゲーム音楽)史を揺るがせた三名曲パッシングブリーズ、スプラシュウェーブ、マジカルサウンドシャワーがこんな時代にも揃ってますが、いったいどこのだれがあの綺麗な初期FM音楽を派手なサンプリングエレギターに変えてしまったのかい?幸いXB版ではちょいした技で本物の音楽が取り戻せるけどアーケードの場Yにどうする?新曲のあまりの下品な程度のためキッチュ性でまあ楽しめるだろう。(笑
最後(?)の弱点は席の隣にあるレバーだ。1986版アウトランではATということが存在しませんでした、まじですよ。XBのネット競走でMTを使った奴は1人も見たことない、まじで。勿論簡単だから、でもいずこの誰がフェッラリをATで走らせるのか?よりによって、シフト数が非常に増えて、GTを追い掛けようとかしているのか、セガのやつら。二つでいいや。

アウトラン2は間違いなく良いゲームだけど他の名で出した方が良いかも知れない。