あけおめ!

idrougge2005-01-31

先ほどほとんど日記を書かなくてすいませんが事情がありました。その事情は2つ有り。第1、転職しましたからです。ただ今バイトしてきた編集室の雑誌の一つで勤まります。苦労に苦労を重ねたこの秋よりずっとマシです。結局ちゃんとした給料がもらえて、大人にふさわしい生活もおくれます。第2の事情はパワーブックの故障です。パワーブックはぼくの唯一つの日本語を入力できるパソコンで、今までなにも書かずにね。ご了承下さい。
さてと、こないだはどうなってますかね。12月はやはりクリスマスですね。ドロゥーゲ一家はみんなでノルェーでクリスマスを過ごしました。ストックホルムからは父、妹、二人の弟と一緒に車に乗って、スウェーデンを横断しました。車での遠足はどう見ても楽しいものだと言えませんが、しようがなかったでしょう。でもさ、国境を超えると凄いんです。突然、なにもすべてが違います。慣れたチェーンや言葉や看板や街灯など、皆が違うものです。我が国が半島ですから、陸を離れずに行ける国はノルェーしかないため、普通外国に行くと心が簡単に「切り替え」出来ますが、今度は違いました。でもそう言っても、ノルェーはたいした異国である訳も無いんです。ノルェー語は誰でも理解できますし、大手店や組合もほとんど同じですよ。
南部で住んでいる妹と西武の祖母がオスロへ行って父のノルェー人の彼女とその娘と合流し、一緒にバスで行きました。目的地はノルェーの山々のスキー場にある小屋でした。小屋とはいえ、かなりの屋敷のようでした。実は、暖床とサウナもついている二階建ての家で、小屋(hytte)はただの呼び方なんです。
山の光景がとても奇麗なくせに、スキーを一切しない僕は退屈を避けようとして、本を読んだり、マスターシステムをやったりしてクリスマスを過ごしてから祖母と一緒にノルェーを逃がしました。祖母のエーテボリのアパートで一泊しました。エーテボリを見学しながら買い物しました。救世軍のリサイクル「蟻」(Myrorna)でZXスペクトルムの本を2冊、カシオのポケットパソコンの説明書を1冊ゲットしましたぜ!60年代の三島由紀夫の小説も入手できましたし。
それからはスウェーデン最南の地方であるスコーネで住んでいる祖父祖母(母の両親)の家でお正月をすごしに列車に乗りました。今回は国鉄の新型車両Reginaで行けました。今まで知らなかった「横断線」でスモーランドまで行って、X2000型に乗り換えました。祖父祖母んちでもマスターシステムを熱狂にやってました。最近は「アレスタ」(欧米で言えば「パワーストライク」)にはまってます。アレスタがお好きなら、是非とも欧州でしか販売されなかった「パワーストライク」をすすめます。すごいシューティングなんですよ。
スコーネ地方はデンマークがすぐ近くなので、仕事でそこから直接にもう一度デンマークのキャッスル空港へと列車で行きました。目的地は印刷場のあるポーランドでした。でも今回のポーランド行きはただ苦労でした。印刷の事情であまり眠れませんでした。無論、買い物する暇も無し。帰り道には植物状態でした。

前回からは収集がちょっと増えました。ZXスぺクトルム128を手に入れました、壊されましたよ。電圧変換石を交換するとRF出力で薄い映像がお目見えですが、やはり使えるとRGBケーブルを作らなきゃ。
セガゲームギアもわずか120クローナでネットオークションで得ました。これからはトトテックからGG用フラシュカートリッジを注文しようと思います。
もう一つのオークション品は先週郵便で着きました。それはスぺクトラビデオ用のスウェーデン語アクセント拡張カートリッジ。スぺクトラビデオとはご存知ないかもしれませんが、一言で言えば、SV−318とその兄分に当たるSV−328がMSXの元祖なのです。両システムの差はほとんど、端子とハードのアドレスだけです。MSXが導入された後、スぺクトラビデオ社がSV−328と全く同じ外装を持ったSVI-728型MSXと、携帯型MSX機のSVI-738とを発売しました。スぺクトラビデオは北欧の一番人気あったMSX機です。